製造現場のIoT化に伴い、プラントや工場に分散する設備のセンシングを無線化したいというニーズが高まっています。また、設備の状態監視や保全では連続計測が不要であるケースも多く、無線化で機器・工事コストを削減することにより従来は設置が難しかった小型設備の設備監視を実現できるようになりました。
PiLinkでは国内向けには920MHz帯 LPWA、海外向けには各国の電波認証事情に応じた860MHz帯や2.4GHz帯(ZigBee)を使用した無線センサネットワーク機器を開発・販売しております。LPWAは低速のためこれまで大量のデータを送ることが困難でしたが、弊社独自の変調方式、再送・再生方式では約20,000点のセンサーデータを5秒前後(送信距離20~30m)で送信することができます。さらにお客様のニーズに応じたカスタム開発により、送信データや送信タイミングを変更するも可能です。例えば子機側でFFT等の判定スコアリングを行い判定スコアのみを送信であれば、低速ながら500m~1kmまで伝送できるLoRa方式が選択できます。